大倉雄次郎の歩み


人生には、3つの出会いがあると言います。
 第一は、関西大学文学部3年の時に経済講演会で故平林忠雄氏(当時田辺製薬社長)の「常に研究し前進する者のみを評価する」という高邁な経営理念に触れ、」感動しました。その縁で田辺製薬に大学卒業後入社出来ました。平林氏は同族経営で倒産寸前の同社を甦らせた名経営者で、一時期関西大学で非常勤講師も務められていました。
・私が田辺製薬に勤務する傍ら公認会計士・税理士・中小企業診断士等の国家試験に合格出来たのは、この「勉強しないものは取り残される」という社風のお蔭です。
・田辺製薬では、連結決算業務、合併業務、関係会社社外監査役、税務業務、関係会社事業企画・支援業務に携わりました。
・田辺製薬の千畑一郎元社長(当時社長)、田辺三菱製薬の葉山夏樹社長(当時)、スズケン別所芳樹会長 西浦忠男副社長(当時)等にも今もいろいろとご指導を頂いております。


第二は、国立大分大学が教官公募の時に、関西大学出身の小西一正奈良県立大学教授の紹介で大分大学大野公義名誉教授からお誘いを受け、大分大学経済学部教授として学界入りが出来ました。
・大分県では県市の行政、財界・大分大学出身の経営者と共に地域振興の仕事をし、平松守彦国際一村一品協議会理事長(元大分県知事)、中山泰男日本銀行大分支店長(現セコム社長)等多くの方々の知己を得て、今でも国際一村一品運動、大分県豊の国カボス特命大使としての活動をしています。
・また大分県出身のキヤノン会長の御手洗冨士夫氏(前経団連会長)に大分大学での特別講演をお願いし、その縁で今もご指導・ご支援を頂いております。


第三は、学界入り後故植野郁太関西大学名誉教授とその一番弟子の商学部松尾聿正名誉教授の薫陶を受けましたが、その縁で関西大学商学部教授に就任しました。
・私が大分大学時代に植野名誉教授から日米英独・国際会計基準を包含した理論・制度・実務の三位一体となった「連結会計ディスクロージャーの研究」で博士論文に取りかかるようにご指導を受け,商学博士になったのを昨日の事の様に覚えています。
・関西大学赴任後は、パナソニック会長(当時)大坪文雄氏、NPOベトナム簿記普及協議会理事長大武健一郎氏(元国税庁長官)、伊藤園小田順一副社長(当時)など実業界の方にご指導・ご支援を頂いております。
・神戸大学武田隆二名誉教授、高田正淳名誉教授、 大分大学大野公義教授 野村健太郎愛知工業大学教授、関西学院大学教授平松一夫教授、愛知学院大学佐藤倫正教授、関西大学工学部冬木正彦教授、専修大学黒川保美教授 をはじめ多くの学者の方にご指導を受けています。(肩書き=当時及び現在)

モットー:人生は、運100%である。運を決めるものは、損得を考えないでの人との交わり・つながりである